2012年5月
酸性カラー ~ マニキュア について
こんにちは 今回は酸性カラーのマニキュアについてご紹介します
美容室でよく言う「マニキュア」 と市販で販売している「マニキュア」にはすこし違いがあります。
・ まず 「マニキュア」 は髪わ明るくすることはできません
市販では「マニキュア」で明るくすることができるものも「マニキュア」と表示して販売していますが、「マニキュア」 の中には髪を明るくするアルカリ剤が入っていません。「マニキュア」と表示することによって髪を傷ませないイメージが与えることができるので「マニキュア」といっているものがありますので注意してください。
・ 地肌につけることはできません
「マニキュア」は絵の具と同じ表面にコーティングして染めるものです。
絵の具なので地肌につけるとしばらく取れなくなります。 シャンプーしていると数日では取れていきますので安心してください。
・ 地毛の黒髪は明るくすることができません
「マニキュア」は髪の外側に作用して染めるものです。 なので髪は明るくするには髪の内部のメラニンを分解していかないと髪を明るくすることができないので、黒髪を明るくすることは出来ません。
・ 白髪には色味を出すことが出来ます。
白髪にはオレンジ系とかレッド系の色味を染めることができます。黒髪にも表面に塗布されるのでツヤ感は綺麗にでます。
・ 染めたあと1週間ぐらいはお手入れを注意して
「マニキュア」は科学的にいうとイオン結合で髪に定着させます。 染めてから1週間ぐらいはまだ定着が安定しないので、シャンプーした後のタオルとか雨降った後のシャツのえりとかにカラーの色味が付いてしまうことがあるので気を付けてください。
・ ビビットな色味や透明感のでるハイライト系の色味は綺麗に表現できます。
ダブルカラーになるのですが、一度ブリーチで明るくしてから「マニキュア」を塗布すると綺麗な透明感の仕上がりになります。 先月ぐらいにお客様で綺麗な「パープル」のカラーにしたいとオーダーされた方がいました。イメージ的に「アナスイ」のカラーにたいな色を希望されたのですが、一回、ブリーチで抜いてから「マニキュア」のパープルを入れたのですが、とっても綺麗なパープルに入りました。 襟足にポイントで入れるかたとかも多いので、少しイメージを変えたい方におススメです
以上で「マニキュア」についてでした
美容用語をいろんな新しい言葉が出てきますよね これからもすこしづつ紹介していきますので、よろしくお願いします。
イシダ
オーガニックカラー について
おはようございます。
今日はオーガニックカラーについてです
最近 オーガニックカラーについてのお問い合わせが多くなっています。
少し間違ったイメージを持っている方もいらっしゃるので、簡単にまとめてみますね
特徴
・ 地肌、頭皮に負担をかけない、 しみやすい方 荒れやすい方でもカラーできます。
アルカリカラー ~ よく言う「オシャレ染め」 は薬剤のなかにアルカリ剤 ジアミンが入っています。 これが頭皮がかぶれたりする原因のひとつになります。
オーガニックカラーにはアルカリ剤 ジアミンが入っていないのでかぶれたり、しみたりすることがほぼありません。
・ 地毛の黒髪を明るくすることはできません。
髪を明るくするにはカラー剤にアルカリ剤~ ブリーチ作用のものが入っていないと明るく出来ないです。
・ 白髪に色味が入ります
ただし白髪にはカラーの色味を入れることができます。 ブラウン系であったりベージュ系だったり、カラー剤のマニキュアと同じような仕上がりになります。
・ 地肌からしっかり染めれます
マニキュアは地肌につけるとカラーが落ちなくなるので地肌に塗布は出来ないのですが、オーガニックカラーは地肌からしっかり染めることが出来ます。
・ ツヤ感 トリートメント効果があります
髪の中に栄養を入れ髪質を良くする力が強いです。
まとめてみると 以上のような特徴を持っています。 特に肌が弱い方にはおススメです。 黒髪は明るくすることはできないのですが、白髪に柔らかいオレンジブラウン系のオーガニックカラーを入れると全体の雰囲気の柔らかい感じになるので、試してみるといいと思います
イシダ
豆知識 シャンプーの選び方 Vol.4
こんにちは 今回でシャンプーの選び方 最終回です。
・ クセ毛をシャンプーで直したい
クセ毛シャンプーで注意したいのが、パーマと同じように髪をアルカリに傾けて
髪を柔らかくするタイプ。髪質に合えばクセ毛は収まりやすくなりますが、同時
に髪が傷みやすくなります。だだクセ毛は毛穴のゆがみが原因です。遺伝的
なものや、強い衝撃で後天的に毛穴がゆがんだことによるクセ毛の場合は
シャンプーで根本的に直すのは難しいと考えてください
・ 夏場だけクセ毛になることがあるって、ホント?
皮脂が毛穴につまると、直毛の人でもクセがでることがあります。帽子をよく
かぶる人、頭皮が洗えていない人、髪の量の多い人などに起こりやすいです。
皮脂が出やすくなる夏場の時期とか、こういう場合は美容室で「ヘッドスパ」
などの頭皮ケアをお願いしたほうが簡単です
・ カラーやパーマの後、どうしたらいいの?
カラーでもパーマでも、その日のうちは、まだ色やウェ-ブが定着していません
髪が本来の弱酸性からアルカリ性に傾いています。しっかりケアして、髪を
弱酸性に戻すようにしましょう。カラー、パーマ用のシャンプーは、弱酸性に戻す
力が強かったり、カラーの色あせを防ぐ効果があるので、1~2週間はそのような
シャンプーに変えると良いと思います
・ あなたの敏感肌は乾燥タイプ? べたつくタイプ?
敏感肌にもタイプがあります。頭皮はカサつきやすい、地肌が荒れている場合
は乾燥タイプ。シャンプーはお肌のバリアー機能を妨げない、出来るだけ洗浄
力の優しい刺激の少ないものが向いているので、アミノ酸系、ベタイン系の
しっとりタイプのシャンプーがお薦め、ベビーシャンプーを使うのもOKです。
また、頭皮がべたつく場合は、べたつくタイプ、余分ね皮脂をとる為に、
シャンプーはサラサラタイプで、殺菌効果や収斂作用のあるものがお薦めです
ミントやジンクピリチオン、甘草エキス、クエン酸やメントールなど、スッとする
成分が入っているものを選ぶと良いでしょう
どうでしたか 今回 シャンプーの選び方についてご紹介していきました。
参考にしていただければうれしいです。 またこらからも美容についての
様々な情報を紹介していきます
イシダ
豆知識 シャンプーの選び方 Vol.3
こんにちは 今回もシャンプーの選び方 です。
前回はシャンプーのベースである界面活性剤についてのご紹介でした。 今回は
そこからさらに成分表示で選ぶやりかたをご紹介していきます
・ 傷んだ髪には、べタイン系、アミノ酸系を ~トリートメントよりはシャンプーを変え
てみて
傷んだ髪は、髪を守るキューティクルがはじかれたり、ささくれたりしています。
キューティクルが荒れた髪は、髪の中の必要な成分が流れ出しやすくなって
いる状態。この状態で洗浄力の強いシャンプーを使うと、荒れたキューティクル
から、どんどん栄養が流れてさらに傷んできます。洗浄力が優しく、ヘアケア
効果のあるシャンプーに変えるといいでしょう
・ 髪はパサパサして乾燥する
髪が傷んでいるところに、洗浄力の強いシャンプーで洗うとパサパサになり、
乾燥しやすくなります。おススメの成分が「ポリクオタニウム51,64,65」、別名
「リピジュア」と呼ばれる成分です。保湿効果が高く、アレルギー性がゼロ。
科学的に作られた成分の中では最も細胞膜に近く、手術などでも皮膚として
使用されます。頭皮にも髪にも良いもので、この成分はかなりおススメです
・ カユミがでる、フケがでる!
フケ防止成分としてお勧めなのが「ジンクピリチオン」、他には「甘草エキス
(かんぞうエキス)。抗菌、抗アレルギーの作用や、フケ、カユミを防ぐ作用が
あります。以外に多いのが、髪だけ洗って頭皮を洗っていない人。頭皮に
汚れがたまって、カユミ、フケの原因になります
今回は以上です。 次回も髪質にあったシャンプーの紹介をしていきます
もう少しだけお付き合いお願いします
イシダ
豆知識 シャンプーの選び方 Vol.2
皆様 週末はどうお過ごしですか、 今週は結婚式のセットの方が多いです。
頑張っていきましょう 今回は 第2回目になります。 よろしくお願いします。
・ 消去法で避ける、あまり良くないシャンプー ~避けたほうが良い成分は
まず第一に覚えて欲しいのが、ラウリル硫酸Na、ラウリル硫酸カリウムなど、「ラ
ウリル」と「硫酸」がつく成分、石油系合成界面活性剤の1つで、表示指定成分
ですが、まずこの1つを避けるだけでも、良くないシャンプーを避けることがで
きます。また、同じ石油系のラウレス系(ラウレス硫酸Na、ラウレス硫酸TEA
など)の界面活性剤が成分表示の上にくるのも避けたほうが無難でしょう
・ 何故避けたほうが良いの?
かれらの界面活性剤は、洗浄力が強すぎるため、頭皮や髪そのものに必要な
皮脂まで取りすぎてしまいます。皮膚に残りやすく、毛根などに悪影響をおよぼ
すことも。またカラーの色あせが早くなる、パーマのウェーブがだれるなどの
デメリットも。健康な髪の第一歩はトリートメントより、まずシャンプーを変える
ことです
・ 界面活性剤は1つだけではない!
界面活性剤というと一種類だけに思えますが、実はいろんな種類と性質があり
ます。例えばベタイン系、アミノ酸系、ラウリル系、ラウレス系などです。また
石鹸は良い、界面活性剤は悪いといわれますが、実は石鹸も界面活性剤です
なので、界面活性剤がダメというのは間違いで、どんな界面活性剤を選ぶのが
大切です
今回はシャンプーの基礎である界面活性剤の説明でした。 特にカラーしている方
とか髪質がやわらかい方は影響が出やすいので参考にすると良いと思います。
また次回もよろしくお願いします
イシダ